RSVチャンバーの装着感


取り付けてから、しばらくの間天気が悪かったり、用事があったりして乗ることが
出来なかったが、先日(7月4日)やっと山に行く事が出来た。


林道までの感想

全体にトルク感が有り、バイク自体が軽くなったような印象がある。
しかし、2サイクル250cc特有のバサバサ??ゴソゴソ??感がノー
マルに比べてかなり酷くなったのは確かだ。

これは、250ccと言う排気量がもたらす物で、2サイクルでこの
症状を出さない=出ない=ギリギリの排気量は220cc程と昔から
相場が決まって居るので、仕方が無いかも。

ノーマルチャンバーで有ったノッキングは何故か改善されているが、
スロットルパーシャル状態での乗りにくさは、ジェットの詰めが
甘いからか?今後の課題にしよう。




林道走行での感想

スロットルの全開&全閉の繰り返しではなんら問題は無いので、
林道での加速感は素晴らしい物が有る。

コーナーの立ち上がりでのスロットルによるリアスライドの容易さ、
これは大きなメリットで有る。
ノーマルチャンバーの時よりもトルクが太くなって居る分、右手のみ
での、コントロールがいっそうやり易く、半クラッチを使う機会がか
なり少なくなった。

林道でのタイトコーナーはほぼ決まって先の見通しが悪く、必要以上に
速度を落とさなければ成らない所ばかりと言っても良いほどだ。
そんなタイトコーナーでは、エンジン回転が下がってしまうが、トレール
バイクでのミッションでは、悲しい事に一速落とせば回転が上がり過ぎ、
低速&低いギアによる乗りにくさが際立ってしまう。

ノーマルチャンバーではさほど気に成らなかった低回転でのトルク
不足が、RSVチャンバーではかなり気に成るようになった。
これは、最高出力回転が上に(回転数が増した)ずれた分、余計に感じ
る物だと理解したほうが良さそうだ。
少しだけピーキーに成ったという事だろう。

実際、林道までのアスファルト路面の走行では、確実
トルクの増加を
感じて居るので間違いないだろう。


現在48Tのリアスプロケットを装着しているが、元の51Tに戻した方が
ギアの繋がりは良くなるのかも知れない。





考察


いつもと同じ林道に通ってみたが、ガソリンの消費量がかな
り増えた。多くの燃料を燃やせば、より多くのパワーが出る
という持論からすれば、全体のパワーアップに貢献している
のは、間違い無い。

低速回転から高速回転までの繋がりと、乗りやすさを両立できれ
ば、高年式2サイクルにも、負けないエンジンパフォーマンスを
発揮するに違いない。