2001年5月9日(水) 若狭湾 マイボートでマダイ 

[釣行日]5月9日水曜日
[天候]曇り時々晴れ一時雨 気温22度 水温18.3度
[風]北西の風のち南東の風 夕方近くは定まらず
[海況]波高50cm 凪

[釣り方] 完全ふかせ&こませ無しサビキ

[道具] リール:ダイワエンブレム5000又は5500(スピニング)
      ロッド:ズズミ シーバスロッド8フィート
          ケンクラフト シーバスロッド 9フィート
道糸:ナイロン6号(10mごと色分)300m

[仕掛け] 5号フロロカーボンはりす×4〜6ヒロ 11号ふかせ真鯛針
      えだす5号フロロカーボン 矢引 11号ふかせ真鯛針
      基本的に錘は使いません(サルカンのみ)

[餌] オキアミ2Lサイズ
[対象魚] 真鯛 その他釣れた時次第
[釣果] 鯵35cm〜41cm 42匹
      うまずらはぎ 33cm 1匹

中部近畿OLMの掲示板で、MLメンバーのRRさんと知り合い、
メールで釣行の約束をして、本日の釣行となった。
時間等は全てメールで打ち合わせをしておいて、当日の朝初めて
電話で、生声を聞くことと成りました。
集合場所には私が5分ほど送れて到着し、9時に出航。

4日前に大きな鯵を釣ったポイントにアンカーを下ろすが、
潮の流れが変わっていてあたりが無い。
アンカーを打ち直して、やっとあたりが出る。
RRさんはフロロカーボンの道糸に両軸電動リールのタックル。
糸の出て行き加減が悪いが、手で手繰って仕掛けを流していっている。
私はナイロン道糸で、サルカンもごく小さな物で、仕掛けは潮に乗って流れていき、
100m流してやっと餌を取られるくらい。
RRさんは70mほど道糸を送ったところで、道糸の巻取りを開始。
根掛りで仕掛けを無くすが、すぐに交換して次の流しへチャレンジ。
すぐにRRさんにあたりが有り、良型の鯵をダブルでゲット。
私にもあたりが有り、リールを巻くがすぐに針はずれして、ガックリ!
RRさんは次の流しでも鯵を一匹ゲットするが、私はいまだ釣れずに居て、
3対0となり、少々焦る。
時間にして10時を少し回ったくらいで、これなら今日も鯵を爆釣出来そうな予感が
してきた。
糸の出が悪いRRさんは、「完全ふかせ]に早々に見切りをつけて、
胴付き仕掛けで釣ると言う。
「ふかせで釣れても、何故か胴付だと釣れないんですよ]と云う私の言葉に
反して、すぐにあたりが出始めて、次々釣れて来る。

30号の錘をつけた胴つき仕掛けは、手返しが早くて効率が良さそうに見えるし、
実際良く釣れているんだから仕方が無い。
私は仕掛けをスキンのサビキに交換して、錘は10号をぶら下げ自然な誘いを
演出できるようなイメージでチャレンジしてみる。
しばらくはサッパリあたりが無く、手持ちの竿をキーパーに任せて、
船の揺れで誘いが掛かるだけと云うずぼらな釣りになってしまった。

ところがここからが大変で、サビキのコマセ無しなのに、
竿先がわずかに震えたと思ったら、ぐんと海中に突っ込む勢いで絞り込まれて、
鯵をゲット!
針をはずして棚まで仕掛けを下ろして、キーパーに竿を置くとすぐさまヒット!
しかし、RRさんにはポツポツあたりは出るが、爆釣モードにはなってない!
RRさんの竿先と、私の竿先は5mほど離れていたので、
3m以内に近づくように釣り座を移動してみると、なんとあたりが出る。

「RRさんは、昭和よんじゅうにねんかさんねん生まれくらいですか?」
「49年生まれです」
「え????・・私より15歳も若いの?」
「27歳です」
「お父さんやお母さんは何歳くらいなんですか?」
「50歳前後です」
「RRさんより、お父さんのほうが年が近い?」
がーん!なんてこった。
pmanさんに、お若いとは聞いていたが、そんなに若いとは。>羨ましい

私の爆釣モードはそれからも続いて、弁当のラップを取る暇が無いくらい、
やっとラップをはずしても、一口二口食べると、すぐにヒットするので
弁当を食べ終わるのに、1時間ほど掛かってしまう始末。
釣れてる時には、「弁当くらいゆっくり食べさせろー!」なんて
贅沢な文句を言って見たくなるもんでした。
背中にRRさんのさめた視線を感じながらも、爆釣はまだまだ続くのだ。

小さな船の生簀は既に鯵の背中でいっぱいで、底が見えないくらい。
大きな物で41cm、小型の物でも34cmぐらいじゃないのかな?
そんなのがウジャウジャ泳ぎ回ってるんだから凄い!
既に何匹釣ったのかも分からないし、最初は丁寧に1匹づつ
タモ取していたが、少し小型だと分かると、ごぼう抜きで引き上げると言う
事になり、2人とも全くもってぞんざいな扱いだ。

このコマセ無しのサビキで、爆釣する事約1時間ほど。
ラジオが2字の時報を伝えた頃からあたりが遠のき、全く釣れなくなる。
この時には、風の向きが変わり、潮の流れもおかしくなっていたので、
まあ仕方が無い事だ。
「釣れないね〜」といいつつ、ポイント移動を考え始めるが、
真鯛は全く期待が出来ない状況なので、大きく場所を変わるわけには行きそうも無い。

あんまり釣れないんで、生簀の中の魚を〆てクーラーにかたずける事にするが、
1匹づつ勘定しながら〆て行ってると、途中で何匹か分からなくなる。
RRさん「クーラーに入れるときに、また数えなおしましょう」
確かにそれが一番いい方法で、2人のクーラーBOXに交互に入れていくと、
全部で42匹も居た。
大きなタモでも、2回ではすくい切れなかったくらいだから、当然かな?

たーんと鯵を釣ったんで満足なんだし、RRさんとお会いして
ボーズを免れたのは、本当に良かったんだけど、
真鯛がつれない。
RRさんはサビキで10cmちょっとの真鯛を2匹釣ったけど、
これは勿論リリース。

帰港途中に息子から電話が有って、「何時に帰るの?」と聞くので、
ろくに時間を確認しないで、「8時ちょっとには帰るよ」と言ってしまった。
息子との約束は絶対なので、大急ぎで帰って8時には自宅に着いた。
RRさんと別れたのが6時半だったから、むちゃくちゃ早かった。

RRさんお疲れだったけど、今度は真鯛が釣れるようになったら
また一緒に行きましょう。