2002年5月29日(水) 福井県美浜町 若狭湾でのマイボートのマダイ釣り 

[釣行場所] 福井県美浜町
[釣行日] 5月29日 水曜日
[天候] はれ 気温26℃ 水温18℃
[風] おもに南南西の風 非常に弱く
[海況] べた凪

[釣り方]  完全ふかせ & 天秤ズボ 

[道具] リール:ダイワエンブレム5000又は5500(スピニング)
      ロッド:ズズミ シーバスロッド8フィート
          ケンクラフト シーバスロッド 9フィート
道糸:ナイロン6号(10mごと色分)300m

[仕掛け] フカセ・・5号フロロカーボンはりす×4?6ヒロ 11号ふかせ真鯛針
      えだす5号フロロカーボン 矢引 11号ふかせ真鯛針
      基本的に錘は使いません(サルカンのみ)
      
      天秤ズボ・・3号フロロカーボンハリス 5ひろ 11号真鯛フカセ針

[餌] オキアミ2Lサイズ
[対象魚] 真鯛
[釣果] アジ 30cm?37cm 4匹
      真鯛 30cm 1匹

前日火曜日の昼から天気予報を気にしていると、雨が降るといったり
雷が鳴ると言ったり、水曜日の天気は思わしくないような感じ。

あけて水曜日の朝5時。
天気予報をアイモードで確認すると、なんと昼頃には南の風が8mの強さで吹くと
出ている。
TVで確認すると、気圧配置はそんなに強く風が吹くふうでも無さそうなのだが。
また海を見るだけの釣行に成るかも知れないけど、とりあえずGO!

昨日から嫁は「去年のような大きなアジが食べたい」何て勝手な事を言っているが、
何が釣れるか分かっていれば、苦労しないって言うの!

道中風を気にしながら梢を見ているが、無風状態でまるで揺れていない。
というまに、海に着いてしまった。

先週のポイントと同じ所に直行して、風向きを読み、潮の向きを読み、
漁礁の形を読みながら、アンカーを落とす。

「完全フカセ」「天秤ズボ」両方に仕掛けを1本づつ出して、当たりを待つ。

さっそく天秤仕掛けのほうにあたり!
竿先の曲がり具合やお辞儀の勢いを見るとそんなに大きな魚ではなさ
そうなので、電動リールにお任せしたまま仕掛けを上げる。

??魚が居ない。
たしかに魚の反応があって、針掛かりしていたはずなのに。

再び付け餌を針にセットして投入。
棚は35mなので、いったんハリス分だけコマセカゴを落とし込み、
しゃくりを入れながら棚までかごを上げてくる。

ロッドキーパーに竿をあずけた途端にまたまた当たり。
魚が針掛りをして居ることを確認して、ここでよせば良いのに、
また電動リールにお任せ。

仕掛けが上がってくると、また魚は居ない。

3回目の正直で、今度は慎重に手巻きで巻き上げる。
竿先に魚の反応を確認しながら巻き上げたので、今度は
ちゃんと魚が付いて上がってきた。

30cmを越える方の良いアジだった。
どうりで最初の2回は魚が付いて居ないはずだ、電動で巻き上げた
おかげで、途中で口切れしていたようだ。

完全ふかせには何も反応が無く、むなしく仕掛けの回収、投入を繰り返すのみ。

天秤仕掛けは今日も元気で、先程のアジから連続で4匹のアジと小型の真鯛が
釣れ上がっている。

この頃に成っても、風はいっこうに強くならず、凪のまま。
雲までどこかに行ってしまって、陽射しが強い。
にわか雨を心配して、出船時よりカッパの下を穿いていたのだが、
暑くてたまらなくなってきた。
見事によい方向に外れた天気予報だ。<ここまで外すか?

小型ながら今日は爆釣か?と思い始めた頃、大きなエンジン音とともに
かなりヤレた漁船がどんどん近ずいてくる。
と思う間もなく、私の周りの刺し網を引き上げては再度海に入れている。

まぁ、少しの時間で帰っていくだろう?なんて考えは、全く甘かった。
30分たっても40分たってもいっこうに仕事が終わらない。
漁船の上では、漁師が二人大声で怒鳴りあう?ような口調で、
話をしながら作業をしながら。
時々聞こえる声を聞いていると、まさに「吉本興業」さながらの
内容に聞こえた。

今日は魚を釣りにきているので、オッサンたちの漫才は面白くても
歓迎できない。

仕方が無いので、アンカーを上げてポイント移動。
先程のポイントから北東へ約1kmほど移動して、アンカーを落とす。
游魚船が沢山居て竿を出しているが、見ている限りでは魚を取り込む様子は無し。

私にも全くあたりは無く、時間だけが過ぎていく・・・過ぎていく・・・

先程のポイントの方を見ると、漫才漁師の漁船が仕事を終えて帰っていく。
さっそくアンカーを上げて、またもとのポイントに戻る。

しかし、2時間近くも海の中をかき回してくれていたおかげ?か、全くあたりが無い。
釣りに飽きが来はじめた午後2時前に納竿して、今日の釣りは終わり。

自宅に帰るとさっそく嫁がアジを捌いてくれて、晩のおかずに成りました。
型の良いアジは、本当に美味しくて「また釣ってきてね」と言われるので有りました。
何度も言うように、そんなことはアジに聞いてくれって言うの!