no7 「ドマゲッティのダイビング」 2005/03/24 ドマゲッティ 晴れ 気温30度 サンタモニカホテル PCD |
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一番恐れていた事がついに起こってしまった。 息子のおなかの調子が非常に悪く、朝からトイレへ行ったり来たりに成ってしまった。 昨日も昼前から調子が思わしくなかったんだけど、そこへ昨晩のイルアミーゴでのジュース・・・ あの時ゆっくり食事して、氷が解ける前に飲みきれなかったお陰で、氷が解けてしまった物を飲 んだのがいけなかった見たい。 ミネラルウォーターは余り心配しなくても、おなかの調子が悪くなる事は無いんだけど、氷はそこ いの生水を使って作ってるから、解けた時には生水を飲むのと同じ事に成ってしまうんだ。 正露丸糖衣を飲んでは見たけど、直ぐには治るわけでは無いので、今日のダイビングが心配にな って来た。 外国の水が全て悪いわけでは無いけど、水が変わると言うのは誰にとってもおなかの調子を崩 す原因に成るので、気を付けましょう。 私はサンミゲルビールと、ミネラルウォーターしか口にしないので、心配ない。 今日がダイビングの最終日に成るので、気合を入れて潜らないと勿体無い。 [6ダイブ目] マサプロドォ ドマゲッティ沖 バンカーボートを15分程走らせてすぐに到着出来たこのポイントからは、岸辺に「アトランティス ホテル」や「アーティサンホテル」その他のホテルが一定の距離をおいて3軒ほど並んで居る所。 一昨日の1ダイブ目は久し振りのダイビングでかなりバタバタしてたけど、2本目以降は感が戻 ったのと、ウェイトが適正に成ったから、かなり楽に成ってきている。 毎回のバディーチェックを済ませて、着水。 ここの海底は砂地で所々に珊瑚礁が点在して、傾斜もゆるく伊豆の大瀬崎を思わせる雰囲気。 ちょっと違うのは、大瀬崎ではクマノミの居る場所は大人気なのだけど、ここではそこらじゅうに 居るので、珍しく無いって事かな〜・・・ それと、珊瑚が豊富に有るの事かな〜・・・ ガーデンイール(チンアナゴ)をはじめて見て大喜びの私だったけど、妻と息子は一昨日の2ダイ ブ目で見て居たらしく、ホレホレあそこ!って指をさして見せてくれました。 ↑ ガーデンイール 画像をご覧下さい 一番の見ものは「海がめ」だった! ポーちゃんが指を指す方向を見たけど、何が居るのか全く分からなかったし、何処に居るのかも 分からなかった。 海がめが海底の珊瑚から動いてやっと確認できて、海がめの後に妻と息子とポーちゃんが待機 した。 ↑ 海がめ 画像をご覧下さい 私は同じ距離を保ったまま海がめの左に回り込みながらカメラで一生懸命撮影。 真横で海がめまでの距離は約4m位、その時に成って海がめが泳ぎ始めてしまった。 ゆっくりとゆっくりと泳いで行ったので、何とか3枚ほどに収めることが出来た、嬉しい、かなり 嬉しい。 50分程のダイブを終えて船に上がった。 [7ダイブ目] エルドラド=ドマゲッティ沖 PCDの方向へ5分ほど戻って、アンカリング。 このポイントではドリフトはしないで、潜行地点に帰って来る形になるってポーちゃんの説明を受 け着水。 淡いブルーに輝いているイソギンチャクが有って、とても綺麗だった、そのイソギンチャクの中に は体が透明と言う不思議な海老が住み付いていて、カメラにマクロレンズを付けて撮影、デジカ メのモニターを覗いても何処に居るのか確認できなくて、カメラの脇から海老が居るのを確認し ながらシャッターを下ろした。 よ〜く見て 透明な海老が見えますか? 画像をご覧下さい アカホシカクレエビと言う名前の海老は一度は見て見たい海老だったので、やはり嬉しい。 しかし、不思議な色をしたイソギンチャクに透明な海老の組み合わせにその場を立ち去るのが 勿体無かった。 ニシキテッポウエビとハゼの共生も見られた。 画像をご覧下さい ↑ よ〜く見ると海老がこっちを向いています 海老が巣穴をせっせと掘っていて、奥から砂を運んでは巣穴の外へ出しているんだけど、それを ハゼは穴の横で見張り番をしている訳。 外敵が接近するとハゼが巣穴に隠れて海老も一緒に隠れるから、身を守れるって仕組みらしい。 ハゼは巣穴を提供してもらい、海老は身を守れるって言う持ちつ持たれつの関係なんやね〜。 最後に見たのは「ミナミハコフグ」って可愛らしい奴で、小さな胸ヒレを目にも留まらない速さで 動かして、頑張って泳いで居るんだけど、そんなに速くない、だってヒレが小さすぎるからねぇ〜。 しかし、それでもダイバーよりも早い。 ↑ ミナミハコフグ 画像をご覧下さい いざりうをの黒色の固体 画像をご覧下さい 約50分のダイビングを終えて船に上がった。 全部で7本潜ったダイビングも全て終了して仕舞った。 午前11時にホテルへ帰って直ぐに器材を洗い、物干しに器材を掛けて、今度は自分たちを洗う ために部屋へ行って温水シャワーを浴びた。 午後1時20分の高速船に乗らないと、日本へ帰れないので何をするのも結構気がせいてしまう。 割と余裕の時間割だったので実際はそんなに急がなくても良かったんだけど、慌て者だしせっか ちだし。 あ〜〜〜〜〜!!楽しかった〜!! 帰途へと続く |
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