no8

「3/24午後から3/25日帰国」
 2005/03/24
 ドマゲッティ 晴れ 気温30度 セブ 晴れ 気温30度 
関西国際空港 くもり 気温 6度
 
パシフィック セブ リゾート ホテル

[ドマゲッティからセブへ]
サンタモニカホテルからスタッフにドマゲッティの港まで送ってもらい、高速船乗り場まできたが
いまいちここのシステムが良くわからない。

車から荷物を降ろす時には既にポーターサービスが寄って来て、荷車に荷物を載せていく。重
器材を詰め込んだトランクは預ける事にしたが、着替えなんかが詰まったメッシュバックは今回
高速船に手荷物で持ち込む事にしたのだが、ポーターサービスに支払う金額が1個の荷物で
25ペソだと言う。

この25ペソがポーターに支払う物なのか、高速船へ支払う物なのかが解かっていないんだ。セ
ブからドマゲッティへの移動のときは、全部の荷物を預けて重量を計ってその重さで金を払った
んだけど、今度のドマゲッティからセブ行きは重量も計らないし、一律25ペソって言うし。
高速船の中ではポーちゃんにスプライトをご馳走して、息子はチーズバーガーを注文、私はホット
ドックを頼んだ。
妻はスプライトを、息子はコーラ私は何時ものサンミゲルビールx1。
キャビン乗務員が注文を取りに廻っているので、それに頼むとお釣りまでちゃんと持ってきてく
れる。
スーパーキャットの中でサンミゲルビールは30ペソだった。

ところが、チーズバーガーが2個も来た!!れれ??
2個も注文したのかよ?ってレシート確認したら、やはり1個しか注文していないぞ。

食べないでしばらく置いておいたが、一向に取りに来ないので有り難く頂く事にした。

息子が頑張って噛り付いたけど、2口も食べないうちにギブアップしちゃったので、残りは全部私
が食べてしまった。
まるで故郷へ帰ってきたようによく食べるな〜。
帰ってから体重を計るのが怖いな〜〜。

船内では「タクシー イン ニューヨーク」をやっていて、これはまだ日本でDVDが発売されてい
ない新作だ、一昨日も新作だったからお得な船や。

セブ港へ到着すると、またまたポーターサービスがトランクを運ぶんだけど、ここでもやっぱり1
個25ペソが必要なんだそうだ。
ますますシステムが解からない。

パシフィックセブリゾートホテルへ向かう途中で、コンビニに寄って貰って今夜食べる菓子やジュ
ースなどを買い込んだ。
息子がカップ麺を買ったので、まさか箸は無いだろうから「フォークを下さい」って頼むが通じない。

何で〜〜??カップ麺を手にして食べる仕草を見せると、やっと解かった様で取りに行ってくれ
たが、もって来たのはスプーンだった。
れれ??またなんか違うぞ〜?って思ったけど、妻が高速船の中でカップ麺を注文した人がみ
んなスプーンを受け取っていた事を見ていたらしく、どうもこれが正解らしい。

フィリピンの皆様!カップ麺はフォークで食べたほうが便利です。!!
ホテルは先日の部屋と違い、今晩は2軒続きの平屋建て長屋式一戸建てコテージ風というもの。
先日と違いベットは程よい硬さでこれなら安眠できそうで助かった。

息子が夕食後プールで泳ぐって言うので、引率だけ付き合って見た、シュノーケルにマスクを付
けてのびのび泳ぐ姿は、「こいつ本当に水が好きやな!」
 
            パシフィック セブ リゾートのプール 夜ですよ
[セブからマニラへ]
ホテル前のビーチちょっと歩いた

早朝に起き出して、昨晩干し直しておいた器材をトランクに詰めなおし、残りはメッシュバックに
押し込み、ウェストバッグには乾電池を詰め込んで、マクタン-セブ空港に送ってもらう。

やっと空港での手続きの手順が解かって来たので、迷う事無く動いて搭乗手続きを踏んだ。
しかし、機内に預け入れる荷物はトランクだけって決めて居るのに、空港のチェックインカウン
ターのおばさんは、メッシュバックの大きさがでか過ぎるから、預け入れ荷物にしろと言い出した。

メッシュバックをカウンターの上に載せて、手で押して「ほら!こんなに小さくなるよ!」って見せ
たが、なかなか相手も引き下がらない。
「ノー プロブレム!!」って強く言ったら、やっと、納得してないけど仕方が無いなって顔をして、
あっち行けって言ってくれた。
助かったぞ!おぃ!!

空港税を100ペソ/1人払って、税関(イミグレーション)を抜け、午前9時半発のマニラ行き
に搭乗。


[マニラから関空へ]
10時50分頃にはマニラ空港へ到着したが、トランクは大阪関空へ直行だから受け取らなくて
良いし、関空行きの飛行機は午後2時40分発だし、これってむちゃくちゃ乗り継ぎ時間が有るっ
て事。
国際線の建物へ入ろうとしたら、エアーのチケットを見せろって言われた。
テロの警戒かな?やたらとセキュリティーが厳しい。


↑ マニラ空港 機内より撮影

一度建物入り口まで行ったが、混雑してそうだしさっき見た軽食屋の惣菜コーナーが美味しそ
うだったので、さっきエアーチケットを見せた警備員の脇を通ってまた戻ってきた。

軽食屋でトレイを一枚とって、左側から並んで歩いて行き、目の前に来た所で欲しい惣菜を注
文するシステム。

肉を煮込んだ物と、鳥のロースト、ハンバーガーにサンミゲルビールのボトルx1 ここが今回
最後のサンミゲルビールになる、時間的にこの後では日本で飲酒運転に成っちゃうしね〜。
この軽食屋でサンミゲルビールは30ペソだった。

軽食屋の外で現地の人たちに混じってベンチに座り、買ってきた物に手を付けていくけど、そん
なには食べられないから、ハンバーガーはパッケージのままメッシュバックに忍ばせて、飛行
機に乗る事にした。

食べ終わった頃に妻はトイレへ行くと言い、1人で歩いて行ったがなかなか帰ってこない。
やっと帰ってきたと思ったら、なかなかトイレが無かったそうで、警備員に聞きながら職員専用
のトイレを借りて来たそうだ。
おそるべし、日本のおばさんPOWER!!

今度は私がトイレに行きたくなり、エアーのチケット持たないで歩いて行くと、ゲートの所の警
備員がチケット見せろって言うじゃない。
「トイレへ行くだけ」って言ったら、Okayって通してくれた。
実はこの警備員の目と鼻の先で軽食を食べて居たんで、それで通してくれたかも?しかし、よく
よく観察していると、英語がペラペラ喋れそうな白人にはチケットの提示をあまり求めていない
様子。
う〜ん?これはきっと言葉が話せない日本人向けに、チケットを確認して「あっち行きなさい、
こっち来なさい」って言うためだな。間違いない!
空港へ着いてから2時間くらい経った頃、国際線の建物に入ろうと歩いていったら、入り口に
凄い行列が出来ていた。

ここから先は本当に厳しいぞって感じるセキュリティーで、荷物検査からボディーチェックまで、
念入りに行われる。
建物の入り口で1回、税関の前で1回と2回も受けちゃった。
2回目のボディーチェックではGパンの右前のポケットにペソ紙幣を入れておいたら、解かって
るくせに「これはなんだ?出してみろ」って言うじゃない、仕方なくチラッと出して見せると、運
悪く1000ペソ紙幣が一番外側に有って、ちゃんと見られちゃった。そうしたら、「沢山持ってい
るから、チップで少しくれ」って言出だした、やんわり断っていたが、何度も同じ事を言うので、
強い口調で断ったらやっと解放してくれた、性質が悪いぞ!この職員。

案内板を見て、自分たちが乗る飛行機の搭乗ゲートの番号を確認してから、搭乗口に一番
近いベンチに腰を下ろして、ふと前を見ると其処は「スモーキン エリア」だった。

タバコを吸いに入ると、いけないことにサンミゲルを売っているじゃ〜あ〜りませんか・・・
さっきもうこれで最後って思ったのに、「ワン サンミゲルビァ プリーズ」って言っちゃったじ
ゃない。
タバコを吸いビールを飲みなが、前に座っていたオッサン(日本人)と話しながら、時間を
つぶした。
ここでのサンミゲルビールは50ペソだった。

このオッサン結構な話好きで、聞いても居ないのに喋る喋る!!
しかし、話は半分の7掛けで聞いても、ちょっとね〜??オッサンほら吹きかい!!
関空行きのエアバスA320に乗り込んで暫くすると、シートに空きが多いのに気が付いた。
しめた!!これで横に成って寝て帰れるぞ!水平飛行に移ってシートベルト着用のサインが
消えたら、直ぐに空いたシートの所へ行って、肘掛を上げて3個のシートをフラットにして、毛
布を被って寝てしまった。

1時間ちょっと過ぎて目が覚めたので、窓から外を覗いてみると、雲ばかり。
妻に聞くとマニラからずっとこんな具合らしい、そういえば昨晩見たNHKの天気予報では、
25日の日本は荒れ模様だって言ってたしな。


      ↑ 夕日 機内から

1時間半くらい飛んで、沖縄上空を過ぎ九州に掛かった頃、西の水平線に夕日が沈んでいった。

薄明かりの中で見ていると、高知県の上空から徳島県辺りを通過。
もう直ぐ関空だ。

税関を通過し、トランクを受け取り駐車場に電話して迎えを頼んだ。
いよいよこれでこの旅行も終わりに近い??
いやいやまだまだここから4時間車を運転して岐阜まで帰らなくちゃ。

しかし、旅行に行くと何時もは家に帰るのが待ち遠しいけど、今回はまだまだ帰るのが嫌だった。

それだけ、楽しい旅だったんだなって自分に言い聞かせ、家路を急いだ。

お読みくださった皆様、私よりお疲れでしょう?  ワハハ わはは



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